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「美しさ」とは天地自然と生活の中にあります。自然には偉大な美しさがありますが言葉に表すことはできません。それはいつも私たちと共にあるものだからです。もし「美しさ」を実感するのであれば、先ず自分自身の心を空にしなければならず、そうしてはじめて「江上の清風(川のほとりを吹き渡る爽やかな風)」や「山間の明月(山あいにかかる満月)」を見ることができるのです。わざわざ人工的な手を加えなくても、四季の味わいを転換するだけで、風の流転を感じ、広大な天地の狭間を悠々と行き交うことができます。